肩関節拘縮(かたかんせつこうしゅく)

2009年03月03日

拘縮は疼痛と可動域制限を主な症状とします。
原因が不明な一次性のものは五十肩(肩関節周囲炎)の痛みを我慢していると、肩が動かなくなってしまい、肩関節の中が硬くなってしまったり、肩周囲の筋肉が硬くなってしまい、動かす際に痛みが生じる場合が多いようです。
一次性拘縮の治療は注射とリハビリでほとんどの方は症状がよくなります。
外傷性の拘縮(骨折や脱臼後の拘縮)、糖尿病に続発する二次性のものは関節鏡手術が効果的です。
手術は関節窩の周囲の関節包を全周性に切離する手術です。   

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肩石灰沈着性腱板炎(かたせっかいちんちゃくせいけんばんえん)

2009年02月27日

血液中にある炭酸カルシウム(石灰物)が肩関節の腱板の周辺に沈着し、腱板や滑液包が炎症を起こして肩から腕にかけてに激痛が生じます。
肩関節の動きを伴う様々な動作で症状が出ます。
40~50歳代女性に多く、突然誘因なく、激痛が走り、肩や腕を動かすことができないのが特徴ですが、原因は不明。
単純X線検査にて、肩関節の腱板周辺に石灰物を確認することができるので、容易に診断がつきます。
治療法は、痛みをとるために鎮痛・消炎薬を投与するのはもちろんですが、ステロイドと麻酔薬の局所注射を行います。
手術で石灰沈着を取り除くこともあります。
早めに肩の痛みを取り除き、運動を開始することが原則です。
安静にしているだけでは拘縮を引き起こしやすのです。
再発予防には肩甲骨と上腕骨の動きをリハビリによって正常に戻すことが必要です。  

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肩腱板炎(かたけんばんえん)

2009年02月09日

何らかの原因で腱板が損傷した状態。
原因としては転倒や打撲、スポーツ外傷などにより生じる時と、肩の使い過ぎと年齢的衰えに伴い生じる時があります。
腱板が擦り減ってきて、肩関節の痛みや肩があがらないなどの症状があらわれます。
五十肩・四十肩あるいは肩関節周囲炎と診断されている中に、この肩腱板損傷が含まれていることも多いようです。
この疾患は、診察およびMRIなどで診断が可能です。
治療法は、五十肩とほぼ同じで、ステロイドと麻酔薬の局所注射が効果的です。
治療では、損傷を生じた腱を使わずに休め、肩の筋肉を強化しますが、過度の運動療法は禁物です。
消炎鎮痛薬は無効です。
損傷がひどい時は手術も行われる場合もあります。
腱が完全に断裂していたり、1年たっても完治しない場合が対象となります。手術では腱板がぶつからずに動かせるように、肩の骨から余分な部分を切除します。同時に、腱板の修復も行われます。  

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肩峰下滑液包炎(けんほうかかつえきほうえん)

2009年01月23日

肩峰下滑液包とは、肩の先にある肩峰と上腕骨の間にあって、水まくらのような努めをしています。
ここは、血管や神経の多く集まっているのでちょっとでも以上があれば、すぐに痛みが発生します。
肩峰下滑液包炎とは滑液包自体が炎症を起こしたり、腱板が切れて、滑液包内の液体が漏れ出したりして痛みが起こることです。
60歳代の人に多く見られ、老化現象のひとつだと考えられます。
五十肩や四十肩の前段階とも考えられますが、原則として腕がひと通りに動くので、運動制限がある五十肩とは区別されます。
治療方法は、安静にして、消炎鎮痛することとがポイントです。
血行を改善して疼痛を緩和する温熱療法は、五十肩の保存的治療として有効であり、代表的なものとしてはホット・パック、極超短波(マイクロ)などがあります。
薬物療法は、非ステロイド性の消炎鎮痛剤、パップ剤も疼痛緩和の手段として有効です。
注射療法として、炎症を起こしている部位をよく見極め、水溶性ステロイドに局所麻酔薬を混合させた液を1~2週に1回注射します。速効性で喜ばれますが、効果は3日くらいしか持続しません。しかし、定期的に注射していると、徐々に滑液包の炎症が沈静化していきます。
リウマチや結核などの炎症性疾患による2次性の場合は、それらの原疾患の治療と滑膜切除が必要になることもあります。  

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上腕二頭筋腱炎(じょうわんにとうきんけんえん)

2008年12月30日

二頭筋と言うくらいなので、頭(起始部)が2つあります。長頭腱と短頭腱です。
その内長頭腱は肩の前面を通過しています。(結節間溝部)
この部位の反復的刺激によって起るのが「上腕二頭筋長頭腱炎」で症状は肩の痛みとして現れます。
上腕二頭筋は、分厚い三角筋におおわれていて目立ちませんが、構造が複雑なため、摩擦による炎症が起きやすいのです。
若い人の場合は、過度の運動、スポーツによるものが多く野球肩などがそうです。中年以降にも多く見られます。
肩と肘の動作を制限し安静にすることが一番の治療法です。
痛みが強い場合は、ブロック注射を行うこともあります。
炎症を抑えるために、罨法(あんぽう)・理学療法・内服薬も用います。  

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烏口突起炎(うこうとっきえん)

2008年10月07日

烏の口に似た突起が肩関節のちょっと内側、鎖骨の下にあり、ここを烏口突起といいます。
烏口突起は、肩甲骨の端にあって、鎖骨や上腕骨、肩甲骨自信などの靭帯や腱が全部ここに集まっているので、肘の曲げ伸ばしなどで炎症が起こりやすいのです。
右肩に多く発症するのが特徴で、腕を前に挙げられないなどの症状があります。
療法は、温熱・超音波などの理学療法と、数回のステロイドと麻酔薬の局所注射を行います。
痛みがある場合は、安静が大切です。  

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それって本当に五十肩?

2008年08月19日

「五十肩だ」だといって医療機関を受診する方を実際の病状別にすると、下のように区分されます。
●烏口突起炎(5%)
●上腕二頭筋腱炎(12%)
●肩峰下滑液包炎(2%)
●変形性腱板炎・外傷性腱板炎・腱板不全断裂(41%)
●石灰沈着性腱板炎(4%)
●臼蓋上腕靭帯障害(不安定肩関節症)(3%)
●疼痛性関節制動症(五十肩)(25%)
●肩関節拘縮(外傷後など)(8%)
五十肩は、「五十肩だ」といって受診された方の約25%しかいません。
決して、多くは無いのです。  

Posted by banrai3  at 12:09肩こり・肩の痛み

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2007年10月07日




  

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